発泡スチロールを接着するには?オススメな接着方法3選
発泡スチロールに、水性の接着剤を使用することで、
木材や鉄、紙、布などの素材を貼り付けることが可能です。
身近に購入できる発泡スチロールの接着剤をご紹介します。
発泡スチロールを接着する場合は、木工用ボンドなど水性のものをご使用ください^_^ https://t.co/Px2VKKs9A1
— 発泡スチロールカット・加工・造形の(株)ハヤシダ@社長の呟き (@hayashida4) February 26, 2023
目次
1.発泡スチロールは木工用ボンドで接着可能
ご家庭や学校の授業などでよく使用される「木工用ボンド」は、
ホームセンターで入手が容易なため、発泡スチロールの接着にオススメです。
速乾性もあり、使い勝手が良いです。
さまざまなメーカーから木工用ボンドが出ていますが、大きな違いは
値段の違いくらいです。
発泡スチロールに、紙・布や木材を接着する場合はオススメのノリになります。
発泡スチロールを接着する場合の木工用ボンドのメリットデメリット
メリット
速乾性があり、粘度が低く、発泡スチロールに塗る際の伸びが良いです。
デメリット
発泡スチロール専用の接着ノリに比べ、接着力はやや弱めです。
2.発泡スチロールを接着するには専用接着剤がオススメ
発泡スチロール専用の接着剤もホームセンターや通販で販売されています。
アロンアルファで有名なセメダイン株式会社様や、
多くのメーカーから発泡スチロール専用の水性ノリが販売されています。
弊社でも、発泡スチロールの接着は専用の接着剤を使用しています。
水性のノリで、がっちりと接着面が固まるのが特徴です。
発泡スチロール同士の接着や、木材、鉄など様々な接着にオススメです。
発泡スチロールを接着する場合の専用接着剤のメリットデメリット
メリット
接着力が強いので、面積が小さい面の接着に向いています。
デメリット
粘度が高いものが多く、伸びが悪いので塗る際はコツが必要です。
3.発泡スチロールを接着するにはスプレーノリもおすすめ
スプレーノリはあまりなじみがないかもしれませんが、スプレータイプの接着剤もあります。
弊社では、発泡スチロールと紙を接着するときにスプレータイプを使用しています。
スプレータイプの為、ヘラなどを使わずスプレーをかけてそのまま接着することが可能です。
スプレータイプのメリットデメリット
メリット
広い面に均一に塗布することができ、再接着もかんたんです。
デメリット
木工用ボンドや専用接着剤に比べ、接着力が弱いです。
【おまけ】発泡スチロールの接着は両面テープやグルーガンでも代用可能
ノリが無い場合は、両面テープや、グルーガンでも代用可能です。
100円ショップでも置いてあるので、手に入りやすいです。
両面テープで発泡スチロールを接着する際の注意点
発泡スチロールは、目に見えない凹凸があるので、両面テープだと一時的な接着にとどまります。
なるべく強力な両面テープを選びましょう。
グルーガンで発泡スチロールを接着する際の注意点
グルーガンは専用のスティックを溶かしながら使う道具です。
物を固定する・隙間を埋めるという用途に適しています。
発泡スチロールに装飾物を固定したり、隙間が出来てしまったところを埋めたりできるのは良いですが、
グルーガンは溶けたスティックを伸ばすことが難しいため、接着をする際にズレたり、ガタついたりと手間取ってしまうことがあります。
しっかりと接着したい場合は、なるべくノリやボンドを使用し、ヘラで均一に慣らしてから接着しましょう。
発泡スチロールをキレイに接着するには
上記でも少し触れましたが、発泡スチロールには目に見えない細かな凹凸があります。
細かな凹凸を紙ヤスリ・サンドペーパーで磨くことで、細かな凹凸が平らになり、
より強力に接着することが出来ます。
でもサンドペーパーのことに触れていますが、木の板や専用の器具にセットして使うと、
力が均一にかかり平らに磨くことが出来ます。
磨き、ノリを塗布した後は、しっかりと接着できるようテープでしっかり留め、
おもりを乗せて数時間置いておきましょう。
磨いた際は発泡スチロールの粉が出て、服に着いたり地面に落ちたりと、
後片付けが大変なのでシートやコロコロなど準備して磨きましょう。
発泡スチロールに使えない接着剤
発泡スチロールには水性のノリは使用できますが、
油性のノリは使用できません。
アロンアルファなどが該当します。
発泡スチロールが溶けてしまいますので、ご注意ください。
株式会社ハヤシダでは、発泡スチロールを接着し、さまざまな
加工をおこなっております。
お気軽にお問合せください。