発泡スチロールの処分方法とリサイクル方法

発泡スチロールは、家具・家電の梱包資材や、食品トレイなど、私たちの生活に欠かせない包装材料の一つですが、その処分方法に悩んでいる方も多いかもしれません。

 

 

本記事では、自治体による収集方法、リサイクル方法、廃棄物処理施設での処理方法、発泡スチロール処分業者に依頼する方法、そして発泡スチロールの処分に関する注意点について解説しました。

ぜひ参考にしていただければ幸いです。

 

発泡スチロールの処分方法の基礎知識

発泡スチロールは種類や量によって、各自治体のルールに合わせて、処分方法を選ぶ必要があります。

 

 

  • 自治体が定めた回収日にごみ袋で出す
  • 自治体の回収サービスに頼む
  • リサイクル業者・不用品回収業者に引き取ってもらう
  • ゴミ処理場へ持ち込む
  • 溶剤で溶かす

 

があります。

 

自治体では、可燃ごみ、プラスチックごみ、資源ごみ、粗大ごみなど、

発泡スチロールがどこに分類されているのか、確認しましょう。

 

 

発泡スチロールを捨てる時に気を付けること

発泡スチロールが汚れていたり、量が多いと引き取ってもらえない場合があります。

 

また、軽く、風に飛ばされやすく、自然分解が難しい為、

海や土に残ってしまいます。

 

環境汚染の原因にもなりますので、良く洗い、袋の口をしっかりと縛って、

各自治体・業者の指示に従いましょう。

 

お住いの自治体で発泡スチロールを処分する

自治体での発泡スチロール処分方法には、

 

  • 市に回収を依頼する方法
  • 市の指定するゴミ収集日に出す方法

 

があります。

 

「発泡スチロール 処分 ○○市」と検索し、

市町村のホームページで発泡スチロールの収集方法や出し方、収集日程などが掲載されているので、

市町村のルールをホームページで確認することが大切です。

 

主要都市の各自治体の処分方法

以下では、東京都、大阪府、福岡県、千葉県での発泡スチロールの処分方法について

まとめていきます。

 

各自治体の処分方法を比較することで、
自分が住んでいる地域の処分方法を選ぶ際の参考にしてください。

 

東京都渋谷区・・・一辺の長さが30㎝を超える場合は、粗大ごみとしてお出しください。
30cm未満の場合は可燃ごみ(令和4年7月1日から【資源】プラスチック】)としてお出しください。

 

千葉県印西市・・・容器包装プラスチック。プラマークのあるものに限ります。無いものは「燃やすごみ」に出してください。

 

また、汚れのひどいものは「燃やすごみ」に出してください。

 

大阪市・・・商品が入っていたもの、商品の緩衝材・梱包材として使用されている発泡スチロールは、容器包装プラスチックに該当しますので、容器包装プラスチックの収集日にお出しください。

 

千葉市・・・市指定の「可燃ごみ」袋で出します。

 

福岡市・・・市指定の「可燃ごみ」袋で出します。

 

 

市によっては、回収サービスも無料・有料でおこなっているところもありますので、

各自治体のHPでご確認ください。

 

自治体で発泡スチロールを処分する際のメリットとデメリット

 

  • メリット・・・無料、もしくは安く処分できる

 

  • デメリット・・・量の制限や回収日が決まっている

 

 

ことが挙げられます。

 

また、
法人様などの事業系発泡スチロールゴミは回収が難しい場合もありますのでご注意ください。

 

リサイクル業者・不用品回収業者に発泡スチロールの処分を依頼するには

発泡スチロールをリサイクル業者に持ち込む際には、

リサイクル業者によって受け入れている量や受け入れ条件、は異なりますので、

あらかじめホームページで確認しておくことが必要です。

 

 

なお、汚れがついた発泡スチロールは、リサイクルに適さない場合があるので、

発泡スチロールをリサイクル業者に持ち込む際には、可能な限り清潔な状態にしておくことが望ましいです。

 

近くの発泡スチロールを処理してくれる業者を検索

発泡スチロールを処理するうえで、以下のサイトより近くの業者の検索が可能です。

発泡スチロールを溶剤で処分する方法

 

発泡スチロールは、「溶かす」ことで処分することができます。

 

さまざまな名前の溶剤がありますが、弊社ではSD溶剤を販売しており、

以下に、SD溶剤を使用した発泡スチロールの処分方法について詳しく説明します。

 

SD溶剤とは

SD溶剤とは、無色透明の液体で、発泡スチロールを溶かすために開発された溶剤です。

 

日本国特許庁特許第3919785号。

引火性の液体なので、個人宅様ではご使用はおすすめできませんが、

建築会社様、電気設備会社様で、発泡スチロールゴミの処理で多く使用されています。

 

 

下記記事でも詳しくまとめています。

 

SD溶剤とは?成分と法令について

SD溶剤を利用している業界・業種は?

 

SD溶剤を使用した発泡スチロールの処分方法

SD溶剤が入った専用のドラム缶に発泡スチロールを入れ、溶かしていきます。

じゅわーっとゆっくりと溶けていくのが特徴です。

 

30Lで3立米、12Kg(軽トラック1台分目安)
70Lで7立米、28Kg(2tロング1台分目安)
100Lで10立米、40Kg(4tトラック1台分目安)

かさばる発泡スチロールの保管スペースをドラム缶1個で処理することが可能です。

 

 

お気軽に下記よりお問い合わせください。

 

SD溶剤ページ

SD溶剤販売ページ

 

SD溶剤を使用した発泡スチロールのリサイクル方法

 

溶けなくなったら、回収し、専用の設備で処理し、ポリスチレン樹脂とSD溶剤に分離され、

SD溶剤は再度使用することができます。

 

ポリスチレン樹脂は、再利用可能なプラスチック製品に再生します。

 

SD溶剤で溶けるものと溶けないもの

 

SD溶剤で溶けるものは、

  • 発泡スチロール(EPS)
  • ポリスチレンペーパー(PSP)
  • 押し出しボード(XPS)

 

SD溶剤で溶けないものは、

  • 発泡ポリエチレン(EPE)
  • ポリウレタン(PU)
  • ポリプロピレン(PP)

 

になります。

 

下記記事ではさらに詳しく解説しています。

SD溶剤で溶けるものと溶けないもの

 

発泡スチロールの処分についてのまとめ

 

今回は、発泡スチロールの処分方法について詳しく解説してきました。

発泡スチロールは、軽くて丈夫で保温性に優れているため、様々な商品に使われています。

身近な材料のため、適切な処分方法を知ることが大切です。

 

捨て方を間違えてしまうと、環境に悪影響を与える可能性もありますので、適切な処分方法を選びましょう。

 

また、自治体によっては出せる場合と出せない場合があるため、自分が住んでいる自治体の処分方法を確認しましょう。

 

さらに、リサイクル業者に出す方法やSD溶剤で溶かす方法もご紹介いたしました。

 

発泡スチロールのリサイクルは、環境に配慮した処分方法のひとつです。

 

今回の記事を参考に、正しい処分方法を実践しましょう。

 

あとがき

 

弊社では、発泡スチロールを使用し、カット、造形を行っております。

簡単に工作ができるので、不要な発泡スチロールも、台や夏休みの自由研究などたまには役に立つかもしれません。

 

製作事例や制作風景はInstagramFacebookHPでも掲載しておりますので、

ぜひご参照ください。