発泡スチロールの凹凸をツルツルにする方法

発泡スチロールは粒の集合体なので、カットや加工していくうちに、

小さな凹凸が出てきてしまいます。

 

弊社でも、

球体や円すい、造形物を、サンドペーパーを使用し仕上げていきますが、

細目の番手を使用しても、発泡スチロールの細かな凹凸は消すことができません。

 

そこで今回は、

発泡スチロールの表面を、ボーリングの球のようにツルツルに仕上げる方法をまとめていきます。

 

発泡スチロールの凹凸を消す2つの方法

発泡スチロールをツルツルにする

 

発泡スチロールの凹凸を消す方法は、大きく分けて2つあります。

 

1.水性パテで埋める

水性パテを使用すれば、凹みや細かな凹凸を埋めることが可能です。

 

ホームセンターやネットショップで簡単に手に入る「ONE TIME(ワンタイム)」という

水性パテがオススメです。

 

数時間で乾くので、乾いたら紙やすりで磨いて、整えていきます。

 

発泡スチロール造形に使えるパテ

という記事でもオススメのパテをまとめています。

 


2.シーラーで下地処理をする

発泡スチロールの全体の粒感を消すには、下地剤で表面をコーティングします。

シーラーとも呼ばれています。

 

外壁や屋根の工事、塗装面のひび割れにもシーラーが使われております。

 

油性シーラーですと、発泡スチロールが溶けてしまう恐れがあるので、

水性シーラーを使用するようにしましょう。

 

サンドペーパーで磨けるよう、研磨(サンディング)性に優れているシーラーが必須なので、

サンディングシーラーと呼ばれるものが理想です。

 

液体ものより、ドロっとした下地剤が、発泡スチロールの粒感を消すのに効果的なので

 

弊社では、合成樹脂エマルション系の「ラフトンジャンボ」や「ライテックス」を使用しています。

 

発泡スチロールに塗る下地剤の役割とは

そんな下地剤の役割は、

 

  • 発泡スチロールの強度を上げる
  • 塗装面との密着性を高める
  • 塗装剥がれ、ひび割れを抑制する

 

効果があります。

 

造形や塗装をする際は必須の工程です。

 

 

以上、

発泡スチロールをツルツルにするのに、お役立てください。