発泡スチロールブロックとは?用途・サイズ・加工の基本
泡スチロールブロックは、軽量で加工しやすく、模型・展示物・建築資材・土木用途まで幅広く使われています。
一方で、
「どの硬さを選べばいいのか」
「どこまで自分で加工できるのか」
「市販品で足りるのか、それとも特注が必要なのか」と悩む方も多い材料です。
この記事では、発泡スチロール加工・造形を行っている立場から、
発泡スチロールブロックの基礎知識・サイズや硬さ・用途別の選び方・加工の方法を、
できるだけシンプルに解説します。
目次
発泡スチロールブロックとは
発泡スチロールブロックの基本構造と特徴
発泡スチロールブロックとは、発泡ポリスチレン(EPS)を直方体などの塊状に成形した材料です。
最大の特徴は「軽さ」と「加工のしやすさ」。
木材やコンクリートと比べると圧倒的に軽く、持ち運びや設置が容易です。
また、内部が発泡構造のため断熱性・緩衝性にも優れており、
・展示会用の造形ベース
・模型やディスプレイ土台
・建築・土木用の軽量芯材
など、用途に応じて使い分けられています。
どんな用途で使われている?
発泡スチロールブロックは、用途によって求められる条件が大きく異なります。
-
DIY・工作用途:軽くて切りやすさが重要
-
展示・イベント造形:形状精度とある程度の強度が重要
-
建築・土木用途:強度・寸法精度が重要
「とりあえず安いブロック」で選んでしまうと、
強度不足・加工しにくいといった問題が起きやすいため、用途に合わせた選定が重要です。
種類と選び方のポイント
密度(硬さ)と発泡倍率の違い
発泡スチロールブロック選びで最も重要なのが密度(硬さ)です。
数字で表記されることが多いですが
密度が低いほど空気を多く含み、軽く柔らかく、
密度が高いほど粒が詰まっており硬くなります。
-
低密度(発泡倍率90〜100倍品):切りやすいが欠けやすい
-
中密度(発泡倍率50〜60倍品):加工性と強度のバランスが良い
-
高密度(発泡倍率30〜40倍品):精度が出るが加工には工具が必要
用途がはっきりしていない場合、「何に使うか」を決めてから密度を選ぶことが失敗を防ぐコツです。
発泡スチロールブロックの最大サイズ
最大サイズは基本的に2種になります。
- 920×1820×430mm(3×6寸サイズ)
- 1020×2020×530mm(メーターサイズ)
となります。
ホームセンターでは上記のブロックからカット済みの板材(10mmや50mmなど)が販売されていますが、
ブロックとなると専門の業者からの購入が一般的です。
発泡スチロールブロックの加工方法
自分でできる基本加工
DIYであれば、以下の方法が一般的です。
-
カッターやノコギリでの切断
-
ヒートカッターでの成形
-
接着剤による貼り合わせ
ただし、厚みがあるブロックや硬めの材料になると、
歪み・欠け・寸法ズレが起こりやすくなります。
加工時の注意点
発泡スチロールの加工は一見簡単そうに見えますが、
-
熱をかけすぎると溶ける
-
表面が荒れると塗装や貼り合わせに影響する
-
大型になるほど精度が出しにくい
といった落とし穴があります。
「見た目」や「精度」が求められる用途ほど、加工方法の選択が重要です。
発泡スチロール加工業者に依頼するメリット
専用の加工機やノウハウを活かし、寸法精度・仕上がり・再現性の高いブロックカット、加工が可能です。
以下のような場合は、加工会社への相談がおすすめです。
-
希望サイズが市販にない
-
数量が多い
-
表面仕上げや形状精度が重要
-
加工の手間や時間を減らしたい
特に特注加工では、用途に合わせた材料選定から対応できるため、無駄が少なくなります。
ブロックの購入をご検討中の方へ
当社ではさまざまな硬さのブロックを取り扱っています。
「希望どおりの寸法でブロックをカットしたい」
「大きなブロックが欲しい」
など、おひとつから大量注文まで承っております。
お気軽にご相談ください。



