発泡スチロールを接着するには?オススメな接着方法3選

発泡スチロールに、水性の接着剤を使用することで、

木材や鉄、紙、布などの素材を貼り付けることが可能です。

 

身近に購入できる発泡スチロールの接着剤をご紹介します。

 

 

1.発泡スチロールは木工用ボンドで接着可能

 

 

ご家庭や学校の授業などでよく使用される「木工用ボンド」は、

ホームセンターで入手が容易なため、発泡スチロールの接着にオススメです。

 

速乾性もあり、使い勝手が良いです。

 

さまざまなメーカーから木工用ボンドが出ていますが、大きな違いは

値段の違いくらいです。

 

発泡スチロールに、紙・布や木材を接着する場合はオススメのノリになります。

 

発泡スチロールを接着する場合の木工用ボンドのメリットデメリット

メリット

速乾性があり、粘度が低く、発泡スチロールに塗る際の伸びが良いです。

 

 

デメリット

発泡スチロール専用の接着ノリに比べ、接着力はやや弱めです。

 

 

 

2.発泡スチロールを接着するには専用接着剤がオススメ

発泡スチロール接着にはスチノリ

出典元:光栄堂様

 

発泡スチロール専用の接着剤もホームセンターや通販で販売されています。

 

アロンアルファで有名なセメダイン株式会社様や、

多くのメーカーから発泡スチロール専用の水性ノリが販売されています。

 

弊社でも、発泡スチロールの接着は専用の接着剤を使用しています。

 

水性のノリで、がっちりと接着面が固まるのが特徴です。

発泡スチロール同士の接着や、木材、鉄など様々な接着にオススメです。

 

 

発泡スチロールを接着する場合の専用接着剤のメリットデメリット

メリット

接着力が強いので、面積が小さい面の接着に向いています。

 

デメリット

粘度が高いものが多く、伸びが悪いので塗る際はコツが必要です。

 

3.発泡スチロールを接着するにはスプレーノリもおすすめ

3Mスプレーノリ

出典元:3Mジャパン

 

スプレーノリはあまりなじみがないかもしれませんが、スプレータイプの接着剤もあります。

弊社では、発泡スチロールと紙を接着するときにスプレータイプを使用しています。

 

スプレータイプの為、ヘラなどを使わずスプレーをかけてそのまま接着することが可能です。

 

スプレータイプのメリットデメリット

メリット

広い面に均一に塗布することができ、再接着もかんたんです。

 

デメリット

木工用ボンドや専用接着剤に比べ、接着力が弱いです。

 

【おまけ】発泡スチロールの接着は両面テープやグルーガンでも代用可能

ノリが無い場合は、両面テープや、グルーガンでも代用可能です。

100円ショップでも置いてあるので、手に入りやすいです。

 

両面テープで発泡スチロールを接着する際の注意点

発泡スチロールは、目に見えない凹凸があるので、両面テープだと一時的な接着にとどまります。

なるべく強力な両面テープを選びましょう。

 

 

グルーガンで発泡スチロールを接着する際の注意点

グルーガンは専用のスティックを溶かしながら使う道具です。

物を固定する・隙間を埋めるという用途に適しています。

 

 

発泡スチロールに装飾物を固定したり、隙間が出来てしまったところを埋めたりできるのは良いですが、

 

グルーガンは溶けたスティックを伸ばすことが難しいため、接着をする際にズレたり、ガタついたりと手間取ってしまうことがあります。

 

 

しっかりと接着したい場合は、なるべくノリやボンドを使用し、ヘラで均一に慣らしてから接着しましょう。

接着ノリを伸ばすヘラ

 

発泡スチロールをキレイに接着するには

発泡スチロール用紙やすり

上記でも少し触れましたが、発泡スチロールには目に見えない細かな凹凸があります。

 

 

細かな凹凸を紙ヤスリ・サンドペーパーで磨くことで、細かな凹凸が平らになり、

より強力に接着することが出来ます。

 

発泡スチロールをキレイに面取りするには

でもサンドペーパーのことに触れていますが、木の板や専用の器具にセットして使うと、

力が均一にかかり平らに磨くことが出来ます。

 

 

磨き、ノリを塗布した後は、しっかりと接着できるようテープでしっかり留め、

おもりを乗せて数時間置いておきましょう。

 

発泡スチロールを接着

 

磨いた際は発泡スチロールの粉が出て、服に着いたり地面に落ちたりと、

後片付けが大変なのでシートやコロコロなど準備して磨きましょう。

 

 

 

 

発泡スチロールに使えない接着剤

発泡スチロールには水性のノリは使用できますが、

油性のノリは使用できません。

 

アロンアルファなどが該当します。

 

発泡スチロールが溶けてしまいますので、ご注意ください。

 

 

株式会社ハヤシダでは、発泡スチロールを接着し、さまざまな

加工をおこなっております。

お気軽にお問合せください。